数秘術のディスティニーナンバーの計算方法

目次

ディスティニーナンバーとは?

ディスティニーナンバーとは、数秘術において自分の人生において重要な課題について教えてくれる数字のことを指します。
ディスティニーナンバーが表す性質は、自分の意志とは関係なく無意識のうちに取ってしまうような行動のことを指します。生まれたときに持っていた、自分の使命や、人生における目的を指し示す指針となるナンバーでもあります。

ディスティニーナンバーの計算方法

ディスティニーナンバーの計算方法は、名前のローマ字表記を使って計算します。
ローマ字表記にした名前を分解し、1つ1つの文字を下記の表の数字に当てはめて計算していきます。

A →1  J →1  S →1
B →2  K →2  T →2
C →3  L →3  U →3
D →4  M →4  V →4
E →5  N →5  W →5
F →6  O →6  X →6
G →7  P →7  Y →7
H →8  Q →8  Z →8
I →9  R →9

数字をローマ字に当てて計算

ディスティニーナンバーの計算方法の基礎になる数字とローマ字の関係を理解したら、次は実際に名前のローマ字表記を数字に当てはめて、計算していきます。
例えば、「山田 太郎」という名前の人がいたとします。彼のディスティニーナンバーを計算したい場合、いったん「山田 太郎」をローマ字表記に変換します。
「YAMADA TARO」
このローマ字に、上の表にある数字を1つずつ当てはめていきます。
Y →7
A →1
M →4
A →1
D →4
A →1
T →2
A →1
R →9
O →6
数字を当てはめると、このようになります。
この数字を1つずつ足していって、一けたになるまで計算を繰り返します。

7+1+4+1+4+1+2+1+9+6 = 36

「36」
2けたになったら、更に分解して足します。

3+6 =9

1けたになったら、計算終了です。

計算の結果、「山田 太郎」さんのディスティニーナンバーは「9」となりました。
ライフパスナンバーとディスティニーナンバーは必ずしも一致しません。
ディスティニーナンバーが9の場合、山田太郎さんは9が表す性質のようなものを持って生まれ、無意識のうちにそのような考え、行動になっている可能性があるということになります。
9の数字の持つ性質は、1から8までのいろいろな数字の持つ性質を併せ持った複雑なものです。そのため、ここでの山田太郎さんは自分の意志とは関係なしに、生まれ持って多面的で思いやりの強い性格であるということになります。
これは山田太郎さんの意志とは無関係のところで働いているものになりますので、知らないふりをしていたいのだけれど、困っているのを見たらほったらかしにできない、などの性格である可能性があります。
そのように、ディスティニーナンバーはライプパスナンバーと違った、本人の本質、無意識、生まれ持ったものを表す数字です。

ピタゴラス数秘術の場合のディスティニーナンバー

ライフパスナンバーなどの他のコアナンバーと同じく、ピタゴラス数秘術には1から9までの数字のほかに、ぞろ目の11、22、33の数字があります。
足していく計算の途中で11、22、33のぞろ目になった場合はそこで計算を終了し、またそれぞれの数字の意味を持つディスティニーナンバー、運命、天命を持っている、ということになります。
自分の性格を見極め、ライフパスナンバーではしっくりこなかった場合、もしかすると、ディスティニーナンバーの占める性質が色濃く出ている場合がありますので、一度計算し、自分の本質を見てみることもいいでしょう。

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